登場人物
小さな音を聞き逃さない妹
ソルメアリは、言葉が途切れたあとに残る表情や音によく気づく。ステージが終わってもサビを口ずさみ、軒下の猫には二、三歩の距離を置いたまま、目線だけを合わせる。
よく気づくもの
人が笑う直前の表情、繰り返す音、いつもと違うささやかな動きを覚えている。
話し方
質問も反応も早く、セサンビッをからかうときは言葉が増える。本音を口にするときほど、かえって短くはっきりしている。
自分から動くとき
逆向きに巻かれたケーブルを巻き直し、スマートフォンをセットする。待っているだけではなく、必要なときは自分から動く。
セサンビッと一緒なら
ソルメアリはひとつの場面に長くとどまり、セサンビッは次の一歩を急ぐ。そうしてセサンビッが聞き逃した音をソルメアリが拾い、ソルメアリがためらうときはセサンビッが先に道を開く。



