姉妹
一緒に歌う姉妹
セサンビッとソルメアリは、仕事のある日に一緒に歌う。ステージが終わると、互いの外した音やずれた拍をからかい、片方に傾いた傘をまた二人の真ん中へ戻す。
お互いを気にかける方法
セサンビッは最終バスの時刻を確かめ、ソルメアリは言葉のあとに残った表情を見る。お互いが見落としたものを自然に教え合う。
二人でいると起きること
セサンビッが急ぐあまりケーブルを逆に巻けば、ソルメアリが巻き直す。ソルメアリがからかい始めれば、セサンビッが短く切り返す。
はじめての動画
自己紹介は途中で途切れたものの、姉妹であること、一緒に歌っていることは残せた。映像の最後には、誰のものかわからない三つの音も録音されていた。
まだわからないこと
軒下にいた猫がどこから来たのか、映像の最後の三つの音を誰が鳴らしたのかは、まだわからない。二人の物語は、あの夜のあとも続いていく。



